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むかしの話
本日は快晴である。
いつものように散歩に出掛る準備する。
すると玄関のチャイムを鳴らす音が聞こえてきた。
こんな朝早く何事かと思い、ドアを開けると、
5人程のいかつい男どもが待機していた。
その男の中の一人が紙を見せながら、
何事がまくしたてた。
それで、その男どもが警察であることがようやく理解できた。
何事が起ったのか理解できない状況で、
「おまえ人を殺していないだろうな」とすごんだ声でまくしたてた。
いよいよ何事が起ったのか理解できない。
その、いかつい男どもは、つかつかと部屋に上がり込んで、部屋の隅々まで何かを探しつづけた。
そのいかつい男どもは、やっと状況が把握できたらしく、
書類、
パソコン
類を部屋から運び出した。
早朝から、いかつい男どもが5人ほど大挙して部屋に上がり込んできた。
何か大きな事件でもあったのだろう
これがことの発端である。
その事件は、有印私文書偽造・同行罪である。
その事件のためだけに、
3ヶ月間も尾行を続け、
その間、友人・知人に聞き込みをし、
早朝に5人ほどのいかつい刑事を
送り込んだのだ。